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藤田麻衣子
自身が惚れた名曲と惚れたピアノの珠玉のコラボ!12年の活動を経て贈る初のカバーアルバム『惚れ歌』9月19日リリース!!
自身が惚れた名曲と惚れたピアノの珠玉のコラボ!12年の活動を経て贈る初のカバーアルバム『惚れ歌』9月

★Music Video★
歌詞が共感を呼び、特に女性から圧倒的な支持を得ているシンガーソングライター藤田麻衣子。12年の活動を経て初のカバーアルバム『惚れ歌』をリリースした彼女に直撃インタビュー。今年1月に発表した3rdアルバム『思い続ければ』はまさに渾身の1枚だったようで、次なる作品がすぐには思い描けなかったという。そして、あらためて自身と向き合い、「ときめき探し」から、彼女が惚れた羽毛田丈史氏のピアノで、メロディに惚れ歌詞でまた惚れた名曲を歌いたいという想いが生まれ、そこから更に、2度目となるオーケストラコンサート開催という壮大なプロジェクトにまで発展したようだ。羽毛田氏のサウンドプロデュースによる美しいアレンジと、ヴォーカリストとして成長を遂げた藤田の透き通る歌声が心に響く今作の制作経緯から、羽毛田氏のピアノや収録曲への想い、そして来年5月に開催されるオーケストラコンサートの抱負までタップリと話を聞いた。

ときめき探しから壮大なプロジェクトに発展

──4月11日に東京国際フォーラム ホールCで開催されたツアーファイナルで、カバーアルバム『惚れ歌』のリリースを発表されました。まず、カバーアルバムを制作されたキッカケからお聞かせ頂けますか?
1月に通算8枚目、メジャー3枚目となるアルバム『思い続ければ』をリリースして、いつもなら割とすぐに次のアルバムに向けて話が始まるんです。でも、『思い続ければ』に今の自分が歌いたい事や様々な挑戦を詰め込む事が出来たので、次のアルバムがすぐには思い描けなかったんです。もちろん何十曲もストックはあるし、CDにしたい歌も沢山あるから制作は出来るかもしれません。ただ、それで『思い続ければ』を超えるアルバムを作れるかなと考えた時に、少し吸収する時間が欲しいなと思って。例えばミュージカルを沢山観に行くとか本を読み漁るとか、そうして自分の心がときめくものを探し回るんですけど、その吸収する時間が今までのように1〜2ヶ月では、次のアルバム制作には追い付かないような気がして。
それで、あらためて私がときめく事は何だろうと自分と向き合った時に、昨年4月のカバーライブを思い出しました。ファンクラブ限定でカバー曲のみのライブを開催したんですけど、それが予想以上に楽しかったんですよね。
さらにときめき探しを続けていると、やっぱり今回サウンドプロデュースをお願いした羽毛田丈史さんの音楽は、すごくときめくんです。羽毛田さんの弾くピアノ、羽毛田さんの書く弦楽器のメロディが大好きで。初めてのオーケストラコンサートも、その世界観が好きだったから音楽監督をお願いしました。最初に羽毛田さんのピアノを聴いた鬼束ちひろさんの「月光」も、『image』シリーズの曲も、弦楽器の音色も転調の流れも全て素敵だなと思って。オーケストラコンサートの前後で、羽毛田さんの作品を今まで以上に聴くようになって、より惚れ込んで、もしカバーアルバムを作るなら羽毛田さんのピアノで歌いたいなと思っていました。だからカバーアルバムを作りたいというよりも、羽毛田さんのピアノで名曲を歌いたいというのが始まりでしたかね。
それで、私が惚れた歌を集めて、私が惚れた羽毛田さんの弾くピアノで歌いたいという話をして。『惚れ歌』というタイトルも私が考えて、さらに「『惚れ歌』でオーケストラのコンサートも決めたいです」と言いました(笑)。

──アルバム制作前からそこまでの展開を考えていた?
ときめきを探して行ったらそれが見えて、すごく良いアイデアな気がしたんです。『思い続ければ』のツアー中、今年の2月ぐらいにそのアイデアが浮かんで周りのスタッフに話したら、具体的に動いてくれて。出来そうと聞いた時は「やったー!」と思いましたね(笑)。ときめき探しから始まって具体的に見えてきたから、もうワクワクする事を決めて行ってここまで来ています。

──ときめき探しから壮大なプロジェクトになりましたね。
ずっと前から考えていた訳では無いんです。思い付いたらババババッと見えて来て、すごくいいアイデア!即プレゼンみたいな(笑)。カバーアルバムをリリースするだけでも良かったのかもしれないですけど、オーケストラコンサートまで思い描けたから、すごく楽しくなりそうだなと思って(笑)。

メロディに惚れ歌詞にまた惚れた名曲たち

──ツアーファイナルで『惚れ歌』のリリースを発表された時は、まだ収録全曲は決まっていなかったのですか?
11曲ぐらいにしようという話はあったんですけど、候補は30曲ぐらいあってメチャクチャ悩んでいる最中でした。

──収録曲は藤田さんが小学生時代にリリースされた作品が多いですね。
そうですね。CDを買い始めた小学3年生の頃は、学校から帰って来て、家で遊びながら音楽を聴いていました。人生の中で一番CDと一緒に過ごしていたような時間だったと思います。

──なので、収録曲は藤田さんの音楽的なルーツのように思います。
この歌たちは子供の頃からいい曲だなと思って何度も聴いていて。そこから少し間が空いて、シンガーソングライターになってから、またCDを引っ張り出したりとかして聴いて「なんて良い曲なんだ!」と衝撃を受けました。メロディで好きになって、大人になって歌詞でまた好きになって、2回恋しているような歌ですね。

──小学生時代は歌詞の意味が分からない事もあると思って、最初はメロディに惹かれた曲たちなのだろうと想像していました。
分からないですよね(笑)。小学校の頃はよくカラオケに行っていた記憶があって、歌詞の意味は分からないのに歌っていました(笑)。なので、最初から歌詞に共感していた訳では無いから、大人になって改めて聴いて、こんなにいい歌詞だったんだと感激した歌が多いです。90年代の曲にしようとかは全然考えて無くて、最初のカバーアルバムにまず入れておきたい私にとっての名曲を選びました。

──一方で、最近のお気持ちも収録曲に反映されているのかなと。ブログに「6月の弾き語りツアーから、アルバムレコーディングまで、ほとんど1日もずらすことができないようなスケジュールだった」とありました。それ程タイトな毎日だったようなので、「PIECE OF MY WISH」の「やがて闇はかならず明けてゆくから」「雨に負けない気持ちを炎もくぐりぬける/そんな強さ持ち続けたい」という歌詞から、この曲はご自身を奮い立たせる意味で選んだのかなと(笑)。
「PIECE OF MY WISH」は東京に来てからずっと聴いていましたね。何かある毎に励ましてもらっていた曲だったかもしれないです。東京に来て最初の2年ぐらいはボイストレーニングに通っていました。インディーズでCDをリリースする2006年よりも以前、それこそ歯科衛生士をやりながらライブハウスで歌ったり、路上ライブをしていた時期ですね。そのボイトレの学校やライブで出会った音楽関係の方々から、「これを聴いた方がいいよ」と様々なアーティストや作品を教えて頂いたりしました。その中に今井美樹さんのアルバムもあって、「PIECE OF MY WISH」や「半袖」が私に刺さったんです。「半袖」は大好きな曲で、昨年のカバーライブで弾き語りで歌った事もあって、どちらにするか悩みました。でも収録曲に応援歌が1曲も無かったから、今回は「PIECE OF MY WISH」にしました(笑)。恋の歌で統一しても良かったんですけど、それよりも『惚れ歌』というタイトルを考えて、元気を貰ってきたという意味では、より聴いてたかなと思ったので。

──また、「シングル・アゲイン」を聴いた時に、藤田さんの歌詞は竹内まりやさんの影響があるのかなと思いました。
私の母は竹内まりやさんの曲が好きで、祖母とよく2時間ドラマの『火曜サスペンス劇場』を観ていたんです。それで『火サス』の主題歌は耳にしていて、子供ながらに歌謡曲的で哀愁のあるメロディがすごくいいなと思っていました。当時は、それこそ歌詞の意味なんて全然分からなくて(笑)。
シンガーソングライターになってから、あらためて竹内まりやさんの曲を聴いていると、やっぱり歌詞がすごいんです。女心をハッキリ言うから気持ちいいというか潔いというか、ここまで歌詞に書いていいんだなと思って。それで20代の中頃ぐらいから、女心を書くならここまで書けるようになりたいなって。
それに、記憶が定かでは無いんですけど、確か竹内さんのベストアルバムのライナーノーツで、山下達郎さんが「隙がある歌詞がいい」みたいな事を書いているのを読んで、女性は隙があるから魅力があるんだなと思ったんですよね。隙がなかったら何も起こらないかもしれないし。それで、大人の男女の恋模様を赤裸々に書く時は、隙がある女性像を大事にしていて。それは竹内まりやさんの影響なのかなと思います。

──「手放した恋を今/あなたも悔やんでるなら/やっと本当のさよならできる」という歌詞が、藤田さんの書く歌詞のようだなと思って。
今のフレーズを読んだ時に本当に衝撃を受けました。彼が傷付いているところに更に突き放すんだ、すごいな女性はみたいな(笑)。私だったら「もう1度会いたい」みたいな方向に行くと思います。だから、きっと私は怖いと思った歌ほど好きなんでしょうね。竹内さんの曲も「告白」や「純愛ラプソディ」も歌いたかったんですけど、歌詞の衝撃が伝わると思って「シングル・アゲイン」に決めたんですよね。

──収録曲は、アーティストから選曲したカタチが多いですか?
それは大きいかもしれないですね。「SAY YES」「部屋とYシャツと私」は曲で選びましたけど、槇原敬之さん、竹内まりやさん、ZARDさんはアーティスト縛りでした。どの曲にしようかなみたいな(笑)。

ときめくにはピアノが大事

──ブログに「羽毛田さんのピアノ、本当に素敵です。間奏とかも、弾いているうちに更にメロディが羽毛田節になっていく様子が見れたりして、とても楽しかったです」と綴られていました。
根底に羽毛田さんの感性を吸収したいという貪欲な気持ちがあって(笑)。心からサウンドプロデュースをお願いして良かったと思える濃厚な時間でしたね。ピアノの演奏とかレコーディング中にさりげなくやられている事とか、その1つ1つに影響を受けて、とても勉強になりました。
10年やって来て、やっぱり過去に観てきたものや感じてきたものから知らないうちに影響を受けているなと思うんです。例えば、お肉の味が食べるエサによって作られるように、歌手もそうなのかなって。背伸びをして良い作品を観れば、より良い影響を受けると思うんです。だから、感性が好きだなと思った羽毛田さんとご一緒する事で、目には見えないものを沢山吸収できるのではないかなって。その考えは間違っていませんでした。カバーアルバムの制作にあたって良い作品を作るのはもちろんだけど、自分自身がその過程で吸収したい、成長したいという想いがすごく強かったから。そういう意味でも物凄く勉強になりましたし、とても素敵な作品に仕上がったので、とても感謝しています。

──ブログには「羽毛田さんの演奏ちょっと見てたら、ピアノに指を置いてるだけのように弾かれていて、だからあんな優しいピアノ演奏になるのかなぁ」とも書かれていました。
そういうところばかり見ていましたね(笑)。

──例えば「会いたい」の間奏のピアノも素敵です。
そうですよね。何回も弾いているうちにドンドン羽毛田さんらしいアレンジになって行くんです。原曲と同じフレーズを弾くところもあれば、全然違うフレーズになって行くところもあって、「これもいいね」みたいな感じでアレンジを決めて行かれていました。

──それが「羽毛田節になっていく」という事ですね。
そうですね。やっぱり羽毛田さんが作り上げる世界観が好きでお願いしているので、「羽毛田さんらしいアレンジを見せて欲しいです!」と常に言っていました。

──先程「ときめくもの」というお話がありましたが、ブログには「今まで以上に“ときめくにはピアノがすごく大事だ”って、最近すごく感じてます」と書かれていました。
コードはCとかFとかGとか譜面に書いてあるだけで、押さえる音は一緒ですけど、弾く人によって元気な感じがしたりやたら切なくなったり、全然違う響きになるんですよね。手のクセというんですかね。私もクセがあって、サビ前のsus4(サスフォー)展開というのがあって、良いところだけに使うから美味しいのに、使い過ぎて注意されるぐらいやたら使うんです(笑)。その響きが切ないから私はすごく大好きなんですね。
だから響きなんですよね。昔は分からなかったけど、最近自分の中ではピアニストがすごく大きい存在なんだな、理想があるんだなと思います。羽毛田さんのピアノは歌っていて気持ち良くて。「もう恋なんてしない」も「悲しくて綺麗なアレンジにして欲しいです。羽毛田さんは絶対得意なハズだから」と話したら、「僕得意だよ。わかったわかった」みたいな感じでアレンジをして下さって。私は昔から儚くて悲しいけど美しい世界観が好きだったし、今回のアルバムでもそういうところで藤田麻衣子らしさが出たらいいなって。羽毛田さんだったら絶対それを引き出してくれると思って制作していました。本当にいいピアノだなと思いながら、1曲1曲アレンジが出来上がるのが楽しみでしたね。

ヴォーカリスト・藤田麻衣子の新境地

──今作の歌は感情を込め過ぎず、心地良く耳に入って来ました。
聴き心地のいいアルバムにしたいなという想いはありました。20代の頃は歌詞の主人公に感情移入し過ぎて歌うようなところもあったので。でも、いろんな人の歌を聴いて、歌い手はただ熱唱するだけではないなと思って。歌い心地も大事だと思うけど、聴き心地が一番大事だなって最近より感じるようになりましたね。

──羽毛田さんもツイッターで「新境地かも、いろんな麻衣子ちゃんを聴いてもらえます」と書かれていました。
名曲たちに敬意を持って丁寧に歌いたいという想いがあったから、どのような曲でもシッカリと歌えるヴォーカリストにならなければという想いがありました。
シンガーソングライターとしての私は歌詞が大事だから、伝えたい想いや描きたい事があって、まず歌詞から書きます。その歌詞にメロディを付けるんですけど、自分の音域を考えて作るから、低い音はあまり使わなかったりします。だけど今回はカバーだから音域を選べません。例えば「もう恋なんてしない」、「シングル・アゲイン」、「雪の華」など、サビの部分を私の声が一番生きるところに設定すると、Aメロはかなり低い声まで出さないといけない。それで、低い声の出し方にも向き合いましたね。『惚れ歌』の制作を通して、ヴォーカリストとして歌えるようにならなければという想いもあったので。
カバーアルバムは詞も曲もすでにあるから、やっぱり歌ですよね。今回は自分のパワーをそこに注ぎました。ずっとシンガーソングライターとして作詞にパワーを注いでいて、ヴォーカリストとして過ごす時間は本当に初めてだったから新鮮でしたし、面白かったです。

──また、藤田さんはブログに「コーラスが大好物」とも書かれていました。コーラスで特にこだわった曲はありますか?
「SAY YES」は独特のコード進行が出て来るし、幾つもハモリを重ねているから、耳コピで音を探して行くのにオタク心が燃えました(笑)。難しいほど燃えるみたいな(笑)。原曲へのリスペクトがあるから、1リスナーとして個人的には、好きな曲は原曲に近いカタチで聴きたいと思います。羽毛田さんもなるべく忠実に再現しようと話していて。もちろん全然違う世界観に変える面白さもあるから、そういう曲も1部あります。また、男性ヴォーカルの歌もあるのでキーは変わりますけど、コーラスはなるべく原曲に忠実なほうが、リスナーの耳に心地よいのではないかなと思ったので、耳コピにすごく力を使っていました。そんなに気付かれないかもしれないですけど(笑)。

「羽毛田節」で聴きたかった「もう恋なんてしない」

──今のお話で言うと、「もう恋なんてしない」は世界観がガラッと変わっています。
私が「羽毛田節」で聴きたかった歌です。槇原さんの歌も全部大好きで悩みに悩みましたけど、「もう恋なんてしない」は初めて買ったCDだった事もあって。それに他の曲よりも若干歌謡曲的なメロディとコード進行を使っているんですよね。オリジナルは爽やかでポップなアレンジなので全然歌謡曲らしくないんですけど、静かに弾くと竹内まりやさんの曲みたいになりそうだなと感じていました。それでバラードにしたバージョンを「羽毛田節」で聴いてみたくて。「こういう音楽が聴いてみたい!」という私の要望が詰まったアレンジに仕上がっています。

──すごく切ないバラードに仕上がっています。
コード進行が綺麗なんです。一人で弾き語りしている時に、弦楽器の切ない音を入れたら悲しい曲になるだろうなと思って、そういうアレンジで聴いてみたいって思いましたね。

──また、「揺れる想い」は、藤田さんの歌声がふと坂井泉水さんとダブって聴こえました。
本当ですか!?恐れ多いですけど、爽やかで好きな声だからすごく嬉しいです(笑)。ZARDさんは子供の頃に大好きですごく聴いていたので、影響を受けていると思います。

──そして、ツイッターには「サウダージが激アツ。」とありましたが(笑)。
マスタリングの段階だったんですけど、ギターやピアノの演奏が物凄くカッコイイんです。もう海が見えてくるような感じで。アレンジもカッコイイし、私の歌も珍しく早口だし、周りのスタッフさんもどんな風に仕上がるのか楽しみにしていた1曲でした。ちなみに「サウダージ」と「揺れる想い」は同じ日にレコーディングしたんですけど、「揺れる想い」のほうが時間が掛かりましたね。レコーディングは「サウダージ」が一番大変かなと思いきや、意外にツルっと歌えて「あれ!?大変じゃ無かった」みたいな(笑)。逆に大変だと思っていたから準備が出来ていたのかもしれないですね。

──「サウダージ」は言葉数が多いしコーラスも凝っていて、確かに「激アツ」です。
ありがとうございます。私の滑舌で聴き心地の良い範囲を探って、なるべく速いテンポでアレンジして貰いました。噛んだりもしましたけど頑張りました(笑)。

──ラストナンバーの「手紙」は、冒頭のお話からもオーケストラコンサートに繋がる予告編のように思えます。
弦楽四重奏とピアノだからオーケストラコンサートが見える雰囲気がありますよね。羽毛田さんには私の弾き語り音源を聴いて頂いてアレンジをお願いしました。原曲のアレンジがありますけど、何も無いまっさらな状態から羽毛田節を聴いてみたいなと思って。

──その2度目となるオーケストラコンサートは、来年5月25日に東京・文京シビックホールで開催されます。
初めてのオーケストラコンサートは、10年来の夢が叶う瞬間を楽しんで貰いたいという気持ちでした。夢が叶う喜びが大きくて。次はより落ち着いた自分で歌を届けられるかなって。私自身が心から楽しみますし、観に来て下さる皆さんも絶対に楽しんで貰えると自信を持ってお届けします。そう言えるのも、私のときめきがギュッと詰まっているからだと思うんですよね。『惚れ歌』でカバーした名曲たちをオーケストラで歌いたいという私の希望も詰まっていますし、オリジナル曲も歌うと思います。最初のオーケストラコンサートから2年を経て、ヴォーカリストとしてもシンガーソングライターとしても成長した藤田麻衣子をお見せ出来るのではないかなと思っています。

取材・文:岡村直明

自身が惚れた名曲と惚れたピアノの珠玉のコラボ!12年の活動を経て贈る初のカバーアルバム『惚れ歌』9月
ジャケット写真は、【初回限定盤 CD+DVD】盤です。
惚れ歌
〈CD〉
1. SAY YES
2. もう恋なんてしない
3. PIECE OF MY WISH
4. 揺れる想い
5. 部屋とYシャツと私
6. One more time, One more chance
7. サウダージ
8. 会いたい
9. シングル・アゲイン
10. 雪の華
11. 手紙~愛するあなたへ~

〈初回限定盤 DVD〉
01.もう恋なんてしない(Music Video)
02.揺れる想い(Music Video)
03.会いたい(LIVE 2018.4.10 @東京国際フォーラムホールC)
04.Let It Go 〜ありのままで〜(1人で20人アカペラ)

【CD情報】 [初回限定盤 CD+DVD] アルバム Victor Records 発売:2018.09.19 VIZL-1392 ¥3,700(税抜) CD購入 [通常盤CD] アルバム Victor Records 発売:2018.09.19 VICL-65020 ¥2,700(税抜) CD購入
オフィシャルサイトはコチラ!
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LIVE
■藤田麻衣子オーケストラコンサート2019〜惚れ歌〜 【日程】2019年5月25日(土) 【会場】文京シビックホール(大ホール) ※詳細は後日発表いたします。 ※最新のライブ情報はオフィシャルサイトをチェック! http://fujitamaiko.com/
プロフィール
2006年9月、シングル「恋に落ちて」でCDデビュー。 すべての楽曲て゛自らが作詞作曲を手掛けており、恋愛ソング・応援ソングがTVCMをはじめとした多くのタイアップに起用されている。最近て゛はテレビ番組「はじめてのおつかい」のオリジナル挿入歌に起用され、話題に。アーティストへの楽曲提供も数々行っている。透き通った歌声、歌詞への共感、ドラマティックなメロディーで、ライブ会場では涙する人も多い。ライブに訪れる約7割が女性ファンと、特に同性から高い支持を得ている。 フリーライブを大切にしながらファンを増やし、2012年には渋谷公会堂をソールドアウト、2013年7月にはNHKホールて゛ワンマンライブを成功させ2013年10月にはフリーライブの集大成として前代未聞の日本武道館弾き語り無料ワンマンライブを行い8,000人を集客し大成功を収めた。そして2014年3月にビクターエンタテインメントよりシングル「涙が止まらないのは」でメジャーデビュー。 2016年にCDデビュー10周年を迎え、47都道府県での弾き語りワンマンライブを開催し完走。2017年には念願だったオーケストラコンサートを東京のすみだトリフォニーホールにて開催。チケットは即日ソールドアウトとなった。 2018年1月メジャー3rdアルバム『思い続ければ』を発表、そのアルバムを引っさげて行った全国ツアーはファイナルの東京国際フォーラムホールC公演も完売となった。9月には初のカバーアルバム『惚れ歌』を発売し、来年5月25日には文京シビックホール(大ホール)にて自身2度目となるオーケストラコンサートの開催が決定している。
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