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アクセス回数:43回 リリース日:2012年7月11日
流れるものに
作詞 中村一義 
作曲 中村一義
中村一義
『空を流れるものに、いつかは偶然、出会うのだろう。』

油断したって両目に飛び込むように、全景を覆いつくすは田園。
無限のように流れる黄金色。

それに対する上空のだんだん雲に、見とれているうちに、
ついに気付かされたよ。

これは鏡だと。

空を流れるものに、いつかは偶然、唄うのだろう。
音が流れんだ、脳裏に。いつかは当然、届けるだろう。

ほら、君がいて僕がいる。本当はそれで十分なのに。
あらまぁ、それにフタしちゃって。

街にいたって両目閉じりゃ、もう自然に、全景を覆いつくすは田園。
無限のように流れる黄金色。

あ、肌で感じた鏡のように映っただんだん雲に、鳥。
あの鳥はこの地上を舞う僕だろ?

空を流れるものに、いつかは偶然、叫ぶのだろう。
文字が流れんだ、脳裏に。いつかは当然、届くのだろう。

ほら、君がいて僕がいる。本当はそれで十分なのに。
ほらな、まただ。フタしちゃって。

『宇宙を流れるものに、いつかは偶然、出会うのだろう。』

音符が流れんだ、脳裏に。いつかは当然、繋がるだろう。
宇宙を流れる音に、いつかは全然、出会えるだろ?
宇宙とよく似た君に、今日こそ本音、唄ってもいいだろ?

ほら、君がいて僕がいる。世界はそれが起点なのに。
なんだかんだって言ったって、
欲しいものは変わりゃしないのにね。

(どうもこうも。)

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